Hail Hail
6月10日(水) その2
セスナは離陸後あっという間に高度を上げ安定飛行へ。窓越しに青空と砂漠が見える。
結構リアルに高度を感じさせる高さで飛んでるので、高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかも。
座席には各国音声ガイドのイヤホン付。日本語のガイドもあったので聞いてみると、レトロなBGMと共にツアーの説明が始まる。
だらだら長い説明が続くかと思ったら、意外にも説明数分。
あとひたすらBGM。。。
これはこれで、、、、ねえ。(⌒-⌒; )
10分ぐらいで早くも有名なフーバーダム上空へ。
上空からみるとやはり景観が違うので、全貌が見渡せる。
その後しばらくすると切り立った絶壁が東に見え始め、グランドキャニオンに近づいてきたことがわかる。
しばらく渓谷の中を進み、トータル40分ぐらいで目的地の飛行場に到着。ここで、同じ飛行機に乗っている乗客でもツアーのオプションによって行動が分かれる。
バスツーア用の腕輪を受け取り、スケジュールの説明を受けてバスに乗車、20分ほどで最初のビューポイントのイーグルポイントへ。
ここでは1時間ぐらい滞在する。
さすがに生でみると迫力違うなー!
しかも、全て自己責任なので、ロープや手すりなどなく、どこでも行ける代わりに、落ちたらハイそれまでよ。
ここではオプションとしてスカイウォークなるものがあるというが、
空中に突き出た展望台のことだった。
それにしても、次から次に観光客がやってきて、じっくり見てるどころでは無い。
イーグルポイントにはネイティブアメリカンの住居展示や、ネイティブアメリカンの民族舞踊などのステージがあった。
ちょっとそれらを眺めた後に、バスに乗り次のグアノポイントへ。
結構距離があり、広いのでいろんなところで景観を楽しめる。
ここで昼食もとらずにあまり人が来ない突端まで行ってひたすら眺める。どこをどう見たとか詳細には説明できないが、とにかく景色の中に自分を同化させて、目に焼き付けるがごとく、ずーーっと見入っている。
すっかり観光地化してしまい、ワイルド感、サバイバル感はゼロだが、それでも、眺める景色は手を加えられそのまま残っているので、とにかくあきることなく見続ける。
ちょうどお昼の時間と重なったので、景色を眺める人も少なく、静かに眺め続けることができてよかった。
さらに、人が多くなってからは場所を変え、時間ギリギリまで景観を楽しむことができた。
帰りもおのおのが集合時間までに自己責任で行かなければならないので、ちょっと時間的に余裕を見て戻る。
無事に帰りの飛行機にも搭乗出来たのだが、帰りの飛行機ではちょっと怖い目に。。。(*_*)風のせい?で機体が揺れたのか結構不安定な飛行で、たまにガクン!と数メーター落下したり、エンジン音が片方聞こえなくなったり、ちょっとドキドキさせられたが、なんとか帰りも無事飛行場に戻ってこれた。(⌒-⌒; )
しかも、嬉しいことにツアーに一日かかると思われていたが、飛行場に戻ってきたのは午後3時、とまだまだ夕方にもなっていなかった!
その3に続く。