Football without FANS is nothing

Hail Hail

最近、旅行記を放置プレー気味にして閑話休題中。( ´Д`)y━･~~

さてさて、今週末まではインターナショナルウィークのため、リーグ戦は各国お休み中。

セルティックも各国の代表に選手を出しているので、先週末はお休みかと思いきや、故ジョック・ステインの30回忌記念ということで、彼が率いていたダンファームリン・アスレチックとセルティックが対戦するメモリアルマッチが行われた。

・・・ジョック・ステインって誰？？？ !?(･_･;?

（英語で書くと　Jock who?)

Jock Stein (画像はリンクでご覧下さい）
日本ではほとんど知られていないこのオッさん（おっさん呼ばわりしてますが）(￣◇￣;)

実はスコットランド史上最も偉大な監督なんですyo。（本当です）

いや、

確かにもちろん異論があるのは認めるけどさ、(ﾟOﾟ)＼(- -;

当然、

サーアレックス（アレックスファーガソン、元マンチェスターユナイテッド監督）が一番に決まってるだろー(=ﾟωﾟ)ﾉ、って声が圧倒的で、いや、ビル・シャンクリー（元リバプール監督）だ、マット・バスビー（元マンチェスターユナイテッド監督）だ、と言うのもわかる、

わかるけどさ、ヽ(´o｀；

ビッグイヤーと”ビッグ”ジョック（画像はリンクで）

その、サーアレックスが、「ジョックステインが最も偉大な監督だ」（リンク先英文）と、マンチェスターユナイテッド監督退任時でも（昔じゃないよ、２年前だよ）語ったのが、Big Jock ことジョックステインその人なのです。

最もたくさんの功績を残したサーアレックスが最も偉大だと認めたのだから、上の大文字で書いたのはあながち誇大でもなくね？ってことなんです。

まあ、ジョックステインについては、個人的にまだまだ知らないことも多く、セルティックファンとしては、今後もっと深く知っていってブログやらなんやらでオープンにしていこうと思ってるんだけど、最も簡単に彼を知るための功績としては、

その１：1967年セルティックを率いて、当時最強だったインテルを破ってUK初のヨーロッパチャンピオンにしたこと(マンチェスターユナイテッドが制覇する1シーズン前）

その２：ヨーロッパを制覇した1966-67シーズン、国内3冠も達成し、ヨーロッパで最初のトレブル（ヨーロッパカップ＝今のCL、国内リーグ、国内カップ）を成し遂げた。

ちなみに現在までにそのトレブルを達成したのは、アヤックス(72年)、PSV(88年）、マンチェスターユナイテッド（99年）、バルセロナ（09年、15年）、インテル（10年）、バイエルン（13年）と、

ヨーロッパではたったの７チームだけ！！！

その3：80,90年代にセルティックが負債でボロボロの時に、もう一方のレンジャースが湯水のごとくお金を使い過度な補強をして成し遂げたが、セルティックはほぼ地元の選手、伝説のリスボンライオンズ（67年ヨーロッパ制覇のメンバーの愛称）は登録15選手中、14人がセルティックパークから周囲10マイル（6km)以内で生まれたという完全地元出身チームで国内リーグ９連覇(1966-74)を達成させた。

その４：アレックスファーガソン、ビルシャンクリー、マットバスビー、彼らの功績はアバディーン時代のサーアレックスを除き、ほとんどイングランドで成し遂げたが、ジョックステインは全てスコットランドでの功績。

だから、スコットランドの人たちから最も尊敬される監督なのである。（ステインもちょっとだけリーズユナイテッドを率いたけど、すぐクビになったんで、内弁慶っちゃ内弁慶ww）