Hail Hail
”アウェーに弱い”セルティックが難敵を撃破!ヨーロッパの大会参加確定で、UCLはプレイオフ進出!
1点あれば十分でしたが、その”1点”が非常に遠かった今回のタイでした。
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デンベレ、グリフィスの両FWを欠いた1stレグは、シンクレアを1トップのポジションに置き、圧倒的にボールを保持するものの、やはりFW不在の影響とガチガチに引いていたローゼンボリのディフェンスをほとんど崩せず、スコアレスに終わっていただけに、
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なんとかグリフィスだけでも戻ってきてくれないか、
電撃的にロバーツがサインして救世主になってくれないか、
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などと半ば夢に近いような願望まで飛び出しましたが、なんとか踵の怪我が完治、とまではいかないものの、グリフィスがメンバーに復帰してくれたことを吉兆として望んだノルウェーでの2ndレグでした。
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早くも正念場に立たされたセルティックのこの試合のメンバーはこちら。
GK:ゴードン、DF:ルスティグ、シムノビッチ、スヴィアチェンコ(ビトン)、ティアニー
MF:ブラウン、アームストロング(ロギッチ)、マクレガー、シンクレア、ヘイズ(グリフィス)
FW:フォレスト
サブ;デブリース、ガンボア、エヌチャム、エブエコアシー
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この試合を見る限り、ワントップの位置に入ったのはシンクレアではなくフォレスト、右にヘイズ、左にシンクレアと言う3トップとも1トップ2ウィンガーとも取れる布陣で臨みました。
もともとウィンガーであるフォレストをセンターに持ってくるところからもメンバー構成の苦悩が見て取れます。
期待のグリフィスはやはり90分は無理のようでベンチスタート、スーパーサブとしての活躍を期待。
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それでは、短いハイライトですが、ゴールシーンを中心にご覧ください。
前半33分からの試合動画はこちら
前半から1stレグと同じような展開ですが、多少ローゼンボリも前がかりになるところが見えます。
そのため、1stレグのような硬直状態がずっと続く、と言うわけではなくところどころ両チームともチャンスを作ります。
前半惜しかったのはスヴァイチェンコのヘダーが、ゴールライン上でローゼンボリのベントナーに掻き出され、惜しくもゴールならず、しかしそのあとスヴィアチェンコは靭帯?ハムストンリング?を痛めてしまいビトンと交代します。
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ここまで来てFWだけじゃなくDFも不足するセルティック、、、ボヤタはアウトだし、続いてスヴィアチェンコまでとは。。。
また、ティアニーからのクロスにフォレストがゴール正面でワンタッチして狙いますがこちらはバーの上に外れ、フリーだっただけにミスが悔やまれました。
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それでも前半は、やはり両チームともリスクを犯せない戦いに終始している印象で、後半の45分に勝負をかけるのだろうな、と言う流れでした。
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そして後半、スタートからローゼンボリが前がかりになります。
ワントップに電柱系のベントナーがいるため、彼のポストプレーを活かしながらサイドに散らしてシュートまで持ち込みます。
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攻撃自体は厚みがないものの、DFラインに多少の不安をかかえるため、ヒヤリとさせますが、ローゼンボリ攻撃陣の前にDFシムノビッチが立ちはだかります。
この日のMOTMは間違いなくシムノビッチ、と言っていいほど、ビトンと組んだ急造センターバックながら、ソリッドなディフェンスでローゼンボリのチャンスの芽を摘んでました。
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ローゼンボリの攻撃が落ち着いて再度セルティックのポゼッションが高まった頃、ヘイズに代わってセルティックファンが待ち望んでいたグリフィスが登場します。
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すると、ストライカーがワントップに収まったところで、ポストプレイが可能となり周りとの連携と躍動感がまして、セルティックの攻撃に可能性が出てきます。
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そして、シンクレアが中盤で前をむいてボールを持てるようになったところでセルティック待望の先制点が生まれます。
やはりシンクレアがゴールへ向かってボールを持っていけるようになると攻撃力が格段にアップし、選択肢も増えますね。
しかし、シンクレアがパスした先のフォレストは、いい形でボールを受けたものの、ファーストタッチをミスしてボールが収まりません。さらにセカンドタッチもちょっと遠くなり、相手DFに詰め寄られます。
そんな逆境の中でも、さらに縦へ切れ込んで角度のないところで、右足を思いっ切り振り抜きます。
そんな思い切りのあるプレイが功を奏し、ボールはニアサイドをぶち抜きGKが反応できないほどの強シュートでゴールマウスに突き刺さります!!!
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1-0 Celtic!!!
コメンタリーも、最初の数タッチのミスを物ともせずスタニングなゴールを決めました、と言う通り、本当に褒められたタッチではありませんでしたが、相手DFにも助けられたゴールでした。
それにしてもよくやった!!!
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その後2点目の可能性も何度かありましたが、アウェーで70分に1点を取れれば十分。
仮に1点取られてもアウェーゴールで勝ち抜けますし、ローゼンボリの攻撃陣に短い時間で2点、3点を取れそうな破壊力は持ち合わせてないように思いました。
最後の最後まで諦めないローゼンボリサポーターとともにローゼンボリも果敢に攻撃を仕掛けようとしますが、ブラウン、ビトン、そしてシムノビッチを中心としたディフェンス陣に、シンクレアやグリフィスまで戻ってきてディフェンスをする献身的な働きで、ローゼンボリをシャットアウトし、見事難関アウェーでの勝利をもぎ取りました!
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いやーー、今までの中で有数の難しい予備予選3回戦でした。
でも、それを無敗、無失点でさらにはアウェー勝利で勝ち抜いたことは、必ず今シーズンにつながる経験だったと思います。
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そしてそして同日には他会場でチャンピオンズポッド(各リーグの優勝チームが集うグループ)の試合が行われ、プレイオフに進出した10チームが決定しました。
セルティックは、ギリシャのオリンピアコスやデンマークのFCコペンハーゲン、スロベニアのマリボル、キプロスのアポエルと一緒にシードグループに振り分けられます。
一方のアンシードグループには、アゼルバイジャンのカラバグ、昨シーズンも対戦した時に物議を醸したイスラエルのハポエル・ビアシェバ、さらにクロアチアのリエカ、さらに2年前にも対戦したカザフスタンのアストラ、そしてチェコのスラビア・プラハの5チームになります。
・・・ハポエル・ビアシェバ、アストラとは当たりたくないですねー、特にアストラはカザフスタン!グラスゴーから遠すぎます。アゼルバイジャンも環境が過酷、クロアチアはファンが過激ですしねー。
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となるとスラビア・プラハが残るのですが、果たしてどうなるでしょうか。
注目のプレイオフ抽選は現地時間4日金曜日の12時、(日本時間夜8時)から!
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2シーズン連続のチャンピオンズリーググループステージまであと2試合!
Mon the Hoops!
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