Hail Hail
ダービー前日に付け焼刃人事?レンジャーズ新監督はなんと前代未聞セルティックファン!?
レンジャーズの監督が決まりました。
ポルトガル人のペドロ・カイシーニャ(46)です。
ポルトガルのベージャ生まれで現役時代はゴールキーパーで下部リーグのマイナーチームを渡り歩き、現役引退後はしばらくアシスタントとして、スポルティングやパナシナイコス、サウジアラビア代表を経たのちに中南米のクラブで監督に就任、レンジャーズ就任前は、カタールリーグのアル・ガラファの監督でした。
UK国籍以外のレンジャーズの監督は、(4年前からの新チームだけじゃなく1872年からのオールドチームも含めて)
”あの”超有名監督、セルティックファンならみんな大好き御大ポール・ルグエン!以来になります。(言わずと知れた元リヨンの監督、超鳴り物入りでレンジャーズ就任するもののオールドファームで負け、カップ戦でも敗退し年を越えられずに解任された伝説のフランス人)
ルグエンはさておき、このカイシーニャ、なんとアル・ガラファの前には”あの”(今回2度目)メキシコのサントス・ラグーナの監督をしていたんです!!!
サントス・ラグーナは日本では全く無名のクラブですが、1983年に創立されたメキシコのクラブです。
このクラブのユニークなところはなんと、セルティックと姉妹クラブなんです。
これはクラブ間同士でパートナーシップを締結したもので正式には2011年に結ばれましたが、もともとはセルティックのメキシコでのフットボール普及のチャリティ活動が盛んだったのと、サントス自体もセルティックをリスペクトしてくれていた(昔のユニフォームのデザインは多くが緑のフープス、横縞)ことが合致したことからでもあるんです。
そして、そのサントスラグーナ時代のカイシーニャからセルティックに向けて国内4連覇した時に送られたビデオメッセージがこちら。(Facebookに飛びます)
https://www.facebook.com/CeltsAreHere/videos/1638451322831761/
さらにはこれはフォトショ加工しているのかはわかりませんが、彼の左肩にはセルティックのクレストのタトゥーが!
そもそもペドロという名前は英語にするとピーターとなり、ピーターってバリバリカソリックの名前なんですよね。
まあ、レンジャーズと言えど、1980年代のモ・ジョンストン移籍事件以来(レンジャーズで史上初めて契約したカソリックの選手で元セルティック。それまでセルティックではプロテスタントの選手、監督はいたもののレンジャーズは一切カソリックの選手を取っていなかった)、ナチョ・ノボなどのスペイン人やダド・プルショなどのクロアチア人選手(スペインもクロアチアもカソリックの国)を獲得していたし、スコットランド人でもクリス・バークやロス・マコーマックなどカソリック(セルティックファン)の選手はいます。
ただ、カソリックの監督としては、歴史上このカイシーニャが初めてではないでしょうか。
もちろん昔ほどセクタリニズム(カソリックとプロテスタントの宗派争い)は、おとなしくなったものの、グラスゴーや他のスコットランド、北アイルランドでは未だ、各宗派のセクトによるデモンストレーション(多くはマーチングバンドでの行進)は日常的に行われています。
フットボールでもまだ色濃く残している部分はなきにしもあらずですが、果たしてレンジャーズは迷走をこれからも繰り返すのか、それともセルティックの助けを借りて 笑 、強化できるのか、、、
個人的にはいろいろな情報を集約すると、まだまだ財務状況や経営状況はひどくて、クラブとしての価値も上がらず、先数年は2度目の破産の可能性も残しながらシーズンを戦っていくことになりそうです。www
これで、2012年に旧レンジャーズが破産、消滅した時にセルティックファンのウルトラス”グリーンブリゲード”が、死にゆくレンジャーズファンに送ったメッセージの通りになりましたね!!!
※試合中継がインターネット経由の為、回線状況によって中継ができなくなる可能性もありますのでご了承ください。
日時:2017年3月12日(日)21:00キックオフ
場所:高田馬場 British Pub 「2nd Half」(セカンドハーフ)
主催:東京セルティックサポーターズクラブ
禁止事項:イベント内での20歳未満の飲酒、喫煙
参加申込、問合わせ:お問い合わせフォームから、お問い合わせいただくか
nobubhoy0901★gmail.com (★をアットマークに変換)にメールでお問い合わせください。
当日飛び入り参加でもウェルカムですよー!
地図:
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