Hail Hail

 

スコティッシュカップ5回戦リプレイ、プレミア4位のハーツを2部首位のヒブスがダービーで破る!

 

現在ヒブスの監督はニール・レノンですよー。

セルティックやオールドファーム以外のスコティッシュフットボールの話題はあまり取り上げてませんでしたが、グラスゴーにはオールドファームダービーがありますが、スコットランドの首都、エジンバラでもヒブス(ハイバーニアン、他の愛称はハイビーズ)とハーツ(ハートオブミドロシアン、他の愛称はジャンボス、もしくはセルティックファンからはミニハンズ=ミニレンジャーズ)の「エジンバラダービー」があります。

 

残念ながら、ヒブスが3シーズン前に2部チャンピオンシップに降格してしまったため、プレミアリーグでのダービーは、しばらく行われてませんでしたが、同じくハーツも同じシーズンに仲良く降格したので、2部では2014-2015シーズンに行われてました。(ハーツは1シーズンで復帰)

元ノリッジのグラントホルトが現在ヒブスでプレー

スタジアム規模は2万人弱で、グラスゴーのオールドファームにリーグは席巻され、ヒブスのヨーロッパでの栄光は1950年代まで遡らないとないほど、古豪と言っていいクラブ、そのため、イマイチ地味なダービーに見えますが、両チームの憎悪とライバル心は、オールドファームに負けないほどです。

ここ数年の戦績は圧倒的にハーツがヒブスを上回ってましたが、昨シーズン、ヒブスがスコティッシュカップを獲得し、今シーズンもニールレノンを招聘して、ダンディーユナイテッド、フォルカーク、レイスローヴァーズを尻目に来シーズンのプレミアシップ復帰を射程圏に捉えています。

一方のハーツも、昨シーズンリーグ最優秀監督に選ばれた前監督のロビー・ニールソンがシーズン途中でMKドンズ(イングランド リーグ1)の監督に就任したため、シーズン序盤の好調さは影を潜めましたが、新監督のイアン・キャスロ(若干30歳!!)が、チーム掌握に時間がかかったもののレンジャーズ相手にホームで4-1と歴史的勝利を挙げて、ヨーロッパ(3位以内)も狙えそうなところで踏ん張っているところでの対戦となりました。

ハーツのホーム、タインカッスルで行われた緒戦は、0-0の引き分けに終わり、ヒブスのイースターロードでのリプレイに持ち込まれます。

 

緒戦のハイライトはこちら

 

セルティックファンとしては、「当然」ヒブスを応援する立場、(ヒブスとセルティックのファン同士は仲がいいわけじゃありませんが、同じアイリッシュ同士、チームカラーも一緒、ともにレンジャーズとハーツが大嫌いで、お互いが対戦する時以外は、結構応援して観戦しています)

前置きが長くなりましたが、リプレイのハイライトをどうぞ。

 

ヒブス生え抜きのジェイソン・カミングスが先制ゴール、ノリッジでもプレイしたベテランのグラントホルトが追加点、3点目はハーツのキーパーのしょぼいミスで試合を終わらせちゃいましたね。
これで、過去7試合ヒブスはハーツに負けなしだそうです。

 

ちなみにハーフタイムのコンコースでのヒブスファンの盛り上がりはこちら。

 

さらに試合後のヒブスのテーマ曲になっている「Sunshine on Leith」の大合唱。

 

これでヒブスは昨シーズンのタイトルホルダーとして、準準決勝に進出、エア・ユナイテッドと対戦します。
我らがセルティックは、セントミレン、レンジャーズはハミルトン、アバディーンはパーティックシスルと、プレミアシップ上位勢も揃って残っているので、準決勝以降が非常に楽しみですね。

希望としては準決勝でアバディーンかヒブスを叩いて、決勝でレンジャーズを粉々に粉砕してシーズンを終えるのが理想です。