Hail Hail

 

セルティックのヨーロッパの冒険はこれにて終了、バルサに2連敗で1試合残して敗退決定

 

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まあ、結果から先に言っちゃってるので、このあと書く中身に興味が薄れるのは当然なんですが、バルサのニュースはすぐ流れるでしょうから、今朝降っている雪のニュース並みに知れ渡ってるでしょう。
2013-2014シーズン以来のチャンピオンズリーググループステージは、3年前と同様、1試合を残して最下位で敗退となりました。(最終節、もしセルティックがマンCに勝って、ボルシアメンヘングラードバッハがバルサに負けても当該成績でセルティックが1分け1敗なので、3位にはなれません。)

さすがにホームで1分け2敗したら勝ち抜けませんよね。

組み合わせが決まってからタフなグループなのはわかりきっていましたが、やはり厳しい戦いとなりました。

この日の先発メンバーはこちら。

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GK:ゴードン、DF:ルスティグ、シムノビッチ、スヴィアチェンコ、イザギレ
MF:ブラウン、アームストロング、マクレガー、シンクレア、ロギッチ
FW:デンベレ

SUB:デブリース、トゥレ、ビトン、ヘンダーソン、フォレスト、ロバーツ、ガンボア

一方のバルサは3トップそろい踏み、イニエスタが欠場ですが、ラキティッチが入ってます。
他はマスチェラーノ、ピケ、ジョルディ・アルバぐらいかな知ってるのは。

それではハイライトをどうぞ(リンク切れの場合はご容赦。)

 

この試合は、さすがにポゼッション1割、というわけにはなりませんでしたが、前半はお互いに静かな感じ、やはり中盤にイニエスタがいないとバルサのキープ力も落ちますね。

セルティックの方は、バルサのプレッシャーの中でもボールが持てるシンクレアが起点になって左サイドから時折攻めますが、シュートまで持ち込めません。それにしてもなぜ先発でマクレガーだったのか、未だに謎。
さらには、ロギッチもハイプレッシャーの中では持ち味を発揮できずに消えることもしばしばでした。

いい感じのこう着状態が続いていましたが、メッシのダイアゴナルランで一発勝負あり、ダイレクトでニアサイドを打ち抜かれバルサに先制を許します。
やはりあの動きには誰もついていけず。

前半0-0だったら面白くなるかなー、と思っていたところだったので、かなり痛い失点でした。
前半は0-1で終了。

ここで、セルティックにとって一番痛い出来事が!
シンクレアが負傷退場してしまいます。デンベレとともに脅威になっていたシンクレアがいなくなるのはマジで痛かったです。

後半序盤にセルティックはチャンスをつかみましたが、デンベレのシュートはゴール正面、マクレガーも絶好の場面で決められず。
負けてもしょうがないから1点でも取って欲しかったんですがね。

その後、イザギレがスアレスを倒したということでPKを取られますが、明らかにスアレスがイザギレの腕をホールドしながら自ら倒れるというダイブでした。これをメッシが決めて勝負あり。
今のセルティックに2点のビハインドを追いつく力はありません。
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ロバーツ、ビトンを入れて劣勢打開を試みましたし、アディショナルも5分ありましたが、そのまま試合終了でジエンドでした。

これでグループは、バルセロナが余裕の1位抜け、マンCが2位抜け確定で前評判通りの結果となりました。

試合の内容はこれぐらいにして、この試合の一番の見所はスタンドのファンでした。
今日も雰囲気は最高で終始、グリーンブリゲードを中心に大声援のチャントが送られ、67分には、来年セルティックのヨーロッパ制覇から50周年を迎えるので、1967年のその年にちなんだ時間にスタンド内で一斉にライトアップが行われました。
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試合終了前にはバルサのファンから「Celtic Celtic!」とチャントが送られ、双方のファンはグラスゴーの街で終日友好を温めていたようです。

フットボールは試合なので勝ち負けで一喜一憂するのは当然ですが、選手たちだけで試合をするのではありません。ファンも一緒になって試合を盛り上げ参加するからエンターテイメントであり、楽しいのです。

 

「Football without fans is nothing」セルティック、スコットランド史上最高の監督、ジョックステインの名言です。
負けはしましたが、勝っても、負けても、引き分けても楽しいのがセルティックであり、セルティックファンなので、頭を上げて週末のカップ戦決勝、アバディーン戦に期待したいと思います。

Mon the Hoops!