Hail Hail
2007年12月31日 (月) その2
16時にホテルを出てクイーンストリート駅へ。
実はこの日の夕方、ある親子と待ち合わせをしていたのであった。
その親子とはそう、昨年インヴァネスへ行く列車で会ったデレクとケヴィンである。
彼らとはその後もメールをやり取りし次にグラスゴーに来る時は会おうと約束していたのだった。
昨年同様彼らは31日にグラスゴーの実家に里帰りをする予定だったので、グラスゴーに着いたら食事でもしようと駅での待ち合わせをすることにしていたのである。
駅に着いた時にはまだインヴァネスからの列車の到着時間にはなってなかったが、到着予定のボードにはインヴァネスの表示がなかったので、ケヴィンに電話してみるとすでに到着していて、外に出ているそうだ。
こっちが合流するか、迎えに来てもらうか迷うが道に迷っても時間を取られるだけなので駅に来てもらうことにしてしばし待つ。
待つこと10分、1年ぶりにデレクとケヴィンと再会!デレクは前回会った時もっと若い印象を受けていたが、ケヴィンは変わらず爽やかな好青年。
早く着いたので駅を出て近くのパブに入ってたらしくそこに一緒に行くことに。
ジョージスクエアがホグマニーの準備のため通れず、迂回してパブに入る。
パブに入り3人でしばし再会を祝して乾杯をする。
最初に出るのがやはりオールドファーム延期の話。ケヴィンが母親からの電話で知ったとか。
他には休暇中にスペインやオランダに行った時の話や写真を見せてもらったりして時間を過ごす。
ドイツではシャルケ04のサポーターと仲良くなったそうだ。
その後、2人合流し、さらに18:30分ごろ朝に別れた蒸留所見学組が戻ってきたというので、合流するように電話で伝えるが、場所の要領をえない。
いろいろ説明するも彼らはセントラル駅の方に行ってしまったようで、諦めて日本食レストランに行くと言い出すので、なんとか説得して戻ってきてもらうように言う。
20分後ぐらいにようやく彼らが店にやってきた。だいぶお疲れの様子でぐったり。
最初に合流した時もそうだが、なぜか会うたびにぐったりしている。あ、朝はまだ元気だったか。
その後、デレクとケヴィンがキルトの正装をしてくると一端ホテルに戻る。
15分後ぐらいに再登場、あー、なぜだかスコティッシュがキルトを身につけるとこうもカッコよくなるんだろうか。
と感動する。
彼らを囲んで一緒に記念撮影する。
今いるパブはシティセンターにあるニュートラルなパブなので、「No Football Color」(セルティック、レンジャースなどのフットボールグッズを身に付けている客は入場禁止)なのだが、来ているパーカーの下にセルティックのストリップを着てきてたので、酔った勢いとバレなきゃ大丈夫だろうという油断で、記念撮影の時に、セルティックのクレストを見せて写真を撮っていいると、店の店員に怒られてしまった。
さらに、みんなで話している時に、「You’ll Never Walk Alone」の話になり、ちょっと歌い出したらまたもや厳重注意されてしまった。おそらくもう一度やったらつまみ出されていただろう。(日本人だから大目に見てくれたのかも)
20時ぐらいまでパブで過ごし、3人がホグマニーのチケットを取りに行くということで2人とはここでお別れ。
デレクとケヴィンはまだここで飲んでいるという。
ありがとう二人とも、今回も会えてよかったよ。今度日本に来ることがあったら連絡してね。
店を後にして小雨が降る中チケットのコレクトポイントへ歩く。
途中、キルトを履いたスコッツのグループとすれ違ったり、アジア系の電飾のおもちゃを売っている屋台やスコットランドのナショナルフラッグを売っている人を見ながらジョージスクエア沿いを歩く。
15分ぐらい歩いてコレクトポイントに到着しチケットを受け取る。3人にそれぞれチケットを渡して、ここで別行動、別のメンバー二人とセントラル駅へ移動する。
セントラル駅に着いた時はすでに21時30分になろうかとしていた。昼間あっていたL夫婦の実家?親戚の家?でやっているカウントダウンホームパーティに参加するためにブランタイア、という駅まで行くことに。
セントラル駅の地下ホームからマザウェル行きに乗車、15分ぐらいでブランタイア到着、駅では車でお迎えが待っていてくれ暗闇の中を見知らぬ住宅地へ。
到着して中に入ると、かなりの大人数がすでに盛り上がっている。
さっそく乾杯するがこの日は昼間から飲んでいるのであんまり飲む気になれない
L夫婦の息子にも初対面、お兄ちゃんの方は、目がくりくりして可愛い。弟は生まれたばかりでツルツル。
Lのお母さんや弟とも初対面、弟は今度日本に来るそうだ。日本に来たら飲もうと約束する。
飲みながらいろいろな人と話すが、セルティックのことならなんとなくわかるけど、何話しているのかわからない時もかなり多い。
適当に子供達と遊んだり、いろんな人と話しているうちにいつの間にかカウントダウンに。
UKに来て初めて大勢と一緒に「Happy New Year!」と祝い、スパークリングワインで乾杯する。
その後もテレビを見たり、まったりソファで過ごしたりしてるがさすがに疲れてきたので、3人でタクシーで帰ることに。
タクシーの車内は二人とも爆睡、どのぐらいタクシーでかかるのかちょっとヒヤヒヤしたが、3人で£30だからそうたいしたことなくてよかった。
自分はセントラル近くで降りて二人はそのままタクシーでホテルへ。
歩いてB&Bまでたどり着いたら2時を過ぎていた。
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たどり着いたので精一杯でそのまま就寝、長く疲れた一日がようやく終わった。
次の日へ続く。