Hail Hail
2007年1月3日(火) その2
デレクとケヴィンと別れてInfoで地図をもらう。
アコモデーションのコーナーでB&Bのチラシをチェック、ユースホステルもあるようだ。
まずはインヴァネス城に行ってみる。
今は城の建物を使用して裁判所となっている。
城の展望台から街を見渡せるとデレクが教えてくれたので登って写真をパチリ。
次にシティセンターをぶらつく。昨日の飲み過ぎでさすがにパブにはあまり行く気にならない。
街中でホテルを2,3軒発見するが、スルーして街のちょっと外れになるB&Bお多い通りへ。
事前の調査で「あじさい」というB&Bがあるらしいオーナーの奥さんが日本人だとか。
こんな辺境の地で生活している日本人に興味を持ち、空いてたら泊まってみようかなと思い行ってみる。
そういえば昔に比べて海外旅行に行ったら英語に慣れるため日本人とは話さない、なんて心に決めていたものだが、いつの間にかそんなことは忘れていた。
15分ほどうろうろすると「Ajisai」と書かれた看板を見つける。ベルを鳴らすとスコッツの男性が出てきて、顔を見るなり「ニホンジンデスカ?」と聞くのでそうですと答えると、奥さんを呼びに奥へ引っ込み奥さん登場。
予約してないけど泊まれるかと聞くと、今日はカナダ人の家族が泊まっていて無理だと断られる。
無理に粘る理由もないのであっさりわかりましたと言ってドアを閉める。
こういう日本人の訪問は珍しくないのだろうか、見た目はなかなか派手なおばさんだった。
同じ通りにももう1軒B&Bがあったが、スルーしてシティセンターに戻る。
さらに駅まで戻り今日のこれからと明日のことを思案する。
インヴァネスーロンドン間の直通列車は、スリーパー(寝台車)と朝の一本だけ、朝の一本を仮に逃すと次のエジンバラ、グラスゴー方面は9時50分までない。
今回の旅は、ロンドン、バーンズリー、プレストンと3度もキックオフに遅刻している。。。さらに平日とはいえ遅延当たり前のブリットレールは何が起こってもおかしくない。さすがにフライトに間に合わないのはシャレでは済まないと思いつつ、うーーーんと悩んでいると、チケットオフィスに一人の日本人を遭遇。
ちょっと気分転換に話しかけてみる。
そしたら彼は6日まで滞在予定で昨日は何とまたまた偶然にもキルマーノック戦を見に行ってたとのこと。
(さすがNaka バブル)
しかも、セルティックパークのチケットオフィスで当日券を買うために並んでいたら、あるセルティックファンに声をかけられて、何と余らせたシーズンチケットで「無料」でその彼と一緒に試合を見たらしい。
これからアヴィモアまで行ってウィスキーの蒸留所に行くそうだ。
自分の事も含めて15分ほど話して別れる。話の中でネス川は眺めがいいと教えてもらったので、10分ほど歩いて行ってみることに。
確かに夕暮れ間近なこともあり幻想的な眺め、川の水量も多く幅は狭いが勇壮な感じがする。
川沿いにはホテルやデレクが教えてくれたパブもあった。
川を見ながらも思案した結果さすがに帰国日の大移動はリスキーと判断、今日は当初の予定どおりグラスゴーに戻ることにする。
スーパーでジュースをとサンドウィッチを買い、駅へ戻る。
インヴァネスの街は地元のインヴァネス カレドニアン シスル(ICT)のファンよりレンジャースファンを多く見かける。ピアスだらけで目つきの悪い危なそうなやつもいた。
駅にもレンジャースのアイブロックスへ行こう!という広告があったりするし。
駅に戻りグラスゴー行きを待っている時駅構内を歩き回ってたらなんとコインロッカータイプの荷物預かりがあった。これなら荷物を置いて歩き回ればよかったか。
16時55分 インヴァネス発 20時25分 クイーンストリート着
グラスゴーは相変わらず雨、しかしそれほど寒くはない。
雨に濡れながら先日チェックしていたユーロホステルへ行ってみる。
シングルは£29.99だが、ドミトリーは£12.99だったのでドミトリーを選択。
部屋に荷物を置いた後1階にあるパソコンで有料インターネットを20分ほどやり、外でタクシーを拾って再びギャロウゲートへ。
ベアーズバーの前で降り、店のドアを開けると「Closed!」と言われてしまい仕方なく店を出ると他の店も閉まっているので諦めてホステルに歩いて戻る。
セントラル駅近くを歩いていると「トレインスポッティング」のオープニングのように、コンビニからダッシュで出てくる若者が一人。店の人も追いかけようとするが、逃げ足早く猛スピードで走り去っていく。
それだけなら普通の?万引きの犯行現場なのだが、走り去ったにーちゃん、途中で自分の携帯を落としていった!
それを近くの人が拾って「Hey!」と声をかけたのに気付かず走り去ってしまった。。。
ホステルに戻り、受付横にあるバーに行きギネスを2杯飲んで部屋に戻る。
共同シャワーに行くとお湯が豊富でサイコー!
0時ごろ就寝したものの、その後部屋の他の宿泊者が戻ってきて騒がしかったが、翌日は帰国日なので寝不足でもいいや。
次の日に続く。